特捜部Q キジ殺し【映画】

Fasandaeberne
2014年 デンマーク/ドイツ/スウェーデン
ミケル・ノルガード監督
ニコライ・リー・コス、ファレス・ファレス、ヨハン・ルイズ・シュミット、ピリウ・アスベック、マルコ・リソー、デビッド・デンシック、ダニカ・クルチッチ、サラ=ソフィー・ボウスニーナ、ヨハン・ルイズ・シュミット、ベアテ・ビレ、ピーター・クリストファーセン、ソーレン・ピルマーク、ミハエル・ブロストラップほか

日曜日、われらがスワローズがリーグ優勝を決めた。
今季のスワローズ、村上選手の大活躍もあって終始日当たり良好な感じだったが、実際の数字を見ると、チーム防御率もチーム打率もフツーだし、ジャイアンツとドラゴンズには負け越している。
ファンの私が言うのもなんだが、なんで優勝できたのか、ちょっと不思議なくらいだ。

とはいえ、ブルペンの充実ぶりには目を瞠るものがあった。
ちょっとやそっとじゃ逆転され(そうに)ないあの安定感こそ、スワローズの強みという気がする。

でも、高津監督は著書のなかで「できればあと一枚、左が欲しい」みたいなことを言っていた。
結局のところ、最後にものを言うのはそういう貪欲さなのかもしれない。
そして、その貪欲さがあれば、クライマックス・シリーズも日本シリーズもいけそうな気が……

さて、シリーズといえば、Amazonプライムで観た表題の映画。

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コペンハーゲン警察の未解決事件捜査班〈特捜部Q〉のリーダー、カール(コス)のもとに、すでに捜査が終了している20年前の事件のファイルが届く。送り主である元刑事が謎の死を遂げ、不審に思ったカールは、アサド(ファレス)とともに被害者が通っていた名門寄宿学校に出向く。やがて、事件にかかわりがあったと思われる少女が失踪していることがわかり……

『特捜部Q 檻の中の女』につづくコペンハーゲン警察シリーズ第2弾。
これまでに上梓されたユッシ・エーズラ・オールスンの原作シリーズのなかで、いちばん映像化が難しそう……と案じていたが、全然OK、とてもおもしろかった。

最大のポイントは失踪した少女、キミーが丁寧に描かれていたこと。
彼女の複雑なキャラがちょっとした表情や声音に浮かび上がるところが、技ありだった。
少女期をサラ=ソフィー・ボウズニーナ、20年後をダニカ・クルチッチ、別の女優が演じているが、つなげ方も成功している。
映像化が難しいと思った理由のひとつである残虐シーンにも、細部まで丁寧につくりあげた美しさがあってとても気に入った。
映画における残虐シーンって、結構、作り手の腕の見せどころだよね。

デンマークといえば、ちょっとまえに東京都美術館でこんな展覧会を楽しんできた。
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フィン・ユールの椅子にも、細部まで丁寧につくりあげた美しさを感じました

この記事へのコメント

ごみつ
2022年09月30日 22:44
こんばんは。

「キジ殺し」も面白かったですね。映画化作品の中では、私は「カルテ番号64」が強く印象に残ってます。

「キジ殺し」は原作読むと、映像化が難しそうな感じなんですね。そういうのが、きちんと映像化されてると、原作ファンは嬉しくなりますよね。

フィン・ユール!、実はチケットをいただいているのですが、なかなか行けなくて・・。10月9日まででしたよね。行きたいな~。(*_*;
Balkan
2022年10月01日 12:19
ごみつさん、こんにちは!
コメント、ありがとうございます♪

2作目も手堅い仕上がりで大満足でした。
なんとなく職人っぽい丁寧なつくりこみが感じられるところがたまらないのですが、それはもちろん椅子にもあって、ひとりでデンマーク祭りしています。これはもう、デニッシュを食べるしかないw

フィン・ユール、ボストンのついでに行ったのですが、なかなかおもしろかったですよ。都美の1階のアートギャラリーに並んでいる椅子やテーブルがフィン・ユールをはじめとするデンマーク人作家のものだということも、恥ずかしながら初めて知りました。あの空間、大好き。都美に行く楽しみのひとつです。