ブレット・トレイン【映画】

BULLET TRAIN
2022年 アメリカ
デヴィッド・リーチ監督
ブラット・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、小路アンドリュー、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー、サンドラ・ブロック、ザジ・ビーツ、ローガン・ラーマン、マシ・オカ、チャニング・テイタムほか

昨今の私の数少ない楽しみのひとつといえば、横浜散策。
電車に乗れば一時間足らずだが、東京とは一味違う独特の雰囲気や海のにおいのおかげで、ちょっとした旅気分を味わうことができる。

一昨日は、新港に停泊中の船、スターツロード・レムクル号を見にいってきた。
《ワン・オーシャン・エクスペディション》という世界一周の旅の途上にあるノルウェーの帆船だ。
帆を閉じた状態とはいえ、108歳ならではの風格はさすがのひとこと。
無駄な装飾のないスッキリした白い船体が、とてもかっこいい。
順風満帆で大海原を走る姿、見てみたいなあ。

さて、旅気分といえば、ブラピと一緒に列車の旅が楽しめる表題の映画。

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休養から復帰したばかりの殺し屋レディバグ(ピット)が、元締めのマリア(ブロック)から与えられた任務は、東京駅で高速列車に乗り、とあるブリーフケースを回収して品川で降りるという簡単なミッションだった。ところがその列車にはただならぬ数の殺し屋が乗り合わせていて……

ばかばかしさとでたらめさをぎゅぎゅっと詰め込んだ126分。
斜め前に座っていたお客さん、どハマリで爆笑していた。

私はそこまでハマれなかったが、でもじんわりおかしいところがたくさんあって、とても気に入った。
ブラッド・ピットと真田広之以外、誰が出ているか知らずに観にいったこともあって、次々に登場する意外な顔ぶれも楽しかった。(マイケル・シャノンとか、マシオカとか、チャニング・テイタムとか、サンドラ・ブロックとか……)
とはいえ、一番ウケたのは東海道新幹線と思しき列車の名前が「×××」だったことかも。
このネーミングが物語るゆるゆるのなんちゃって感が本作最大の魅力という気がする。

当初の企画では結構ガチな(?)バイオレンスアクション作品だったというが、いったい、どんな経緯でこの路線になったんだろう?
とりあえず伊坂幸太郎の原作小説『マリアビートル』を読んでみよっかな。

というわけで、こちらが9号埠頭に停泊中のスターツロード・レムクル号
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そして、ハンマーヘッドのありあけショップでノートブックをお買い上げ~
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この記事へのコメント

ごみつ
2022年09月18日 01:34
こんばんは。

そうそう、大笑いする様な作品じゃないんだけど、心の中でクスクスする様な、そんなゆるさが心地良い映画でしたよね。

基本的にレモンの「人生で大切なことはすべて機関車トーマスから学んだ」なエピソードは全部好きです。

あと期待させておいてこれか?なラスボスのマイケル・シャノンも面白かった。

ブラピあっての映画ではあるけれど、まわりのキャラクターも魅力的でしたよね、特にやっぱり柑橘系兄弟。(笑)

ところで帆船はやっぱり美しいですね。ホント、帆をあげてるところ見てみたいです。^_^
Balkan
2022年09月18日 12:13
ごみつさん、こんにちは!
コメントありがとうございます♪

ほんと、この作品のヌケ感には、じわじわくる良さがありますよね。
機関車トーマスといいい、シャノンのラスボスといい、ブロックのマリアといい、すべてがちょっとポンコツなところがなんだかとってもすてきです。
それを言うならブラピだってもう58。結構なポンコツです。でも、そのポンコツ感にえも言われぬ味があるところがすばらしい。ブラピと一緒に大人の休日倶楽部で新幹線の旅がしたい……としみじみ思いました。

スターツロード・レムクル号、かっこいいですよね♪
すでに横浜を発って、那覇港を目指してるようですが、台風の影響が心配です。