ピーターラビット2 バーナバスの誘惑【映画】

PETER RABBIT 2: THE RUNAWAY
2020年 アメリカ/インド/オーストラリア
ウィル・グラック監督
ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、サム・ニール、ジェームズ・コーデン(声)、デイジー・リドリー(声)、マーゴット・ロビー(声)、エリザベル・デビッキ(声)

我が家のプリンタ(キャノンのインクジェット)はしゃべる。
といっても、「用紙を追加してください」とか、「間もなくインクがなくなります」とか、そういう気の利いたことを言うわけではない。
紙送り装置の反復音が、何か言っているように聞こえるのだ。
少なくとも私の耳には「空調、空調……」に聞こえる。
もしかすると「通帳、通帳……」かもしれない。
いや待て、「風潮、風潮……」か?
誰もいない部屋でプリンタの言葉にじっと耳を傾ける私。
また一歩、ヤバい人に近づいた気がする。

さて、しゃべるといえば、Amazonプライムで観た表題の映画。
なんと、ウサギが流暢な英語をしゃべります。

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ビア(バーン)とトーマス(グリーソン)は湖水地方で新婚生活をスタートさせる。相変わらずトーマスと反りが合わないピーター(コーデン)は、家族や仲間を置いて都会へ。と、そこで亡き父の親友を名乗る老兎バーナバスに出会い、彼が率いる窃盗団に加わることに……

シリーズ第2作。
1作目を映画館で観たとき、私の頭のなかには「いやはや、こいつにピーターを名乗らせていいのか?」という疑問が通奏低音のように流れていた。
ピーターのキャラクターはさておくとしても、湖水地方っぽさ……というか、イギリスっぽさがまったく足りていない。
そんなわけで続編はパスするつもりだったが、この暑さですっかり忘れてクリックしてまった。

ピーターをはじめとする動物のCGはまずまずよく出来ている。
アクションシーンの躍動感など、感心して見入ってしまうほどだ。
とはいえ、ビアが編集者の助言で作風を変えるあのエピソードはいかがなものだろう?
いくらなんでもビアトリクス・ポターに失礼じゃなかろうか?
もちろん「この物語はフィクションであり劇中の人物は架空……」ということなのだろうが、それならビアを名乗らせるなと言いたい。
なんか、モヤモヤする。

モヤモヤしたときは炒め物をつくるのがいちばん
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ピーターの好物、ニンジン入りのソーミンチャンプルーです

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