神々の山嶺(いただき)【映画】

LE SOMMET DES DIEUX
2021年 フランス/ルクセンブルク
パトリック・インバート監督
(声)堀内賢雄、大塚明夫、逢坂良太、今井麻美ほか

日曜日、NHKの海外ドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』の初回放送を観た。
若干ガサツな敏腕刑事(ラファエル)とアスペルガーな文書係(アストリッド)がコンビを組んで事件を解決していくようだが、ふたりのキャラ設定がユニークかつナチュラルで、好感がもてる。
フランスの刑事もの、小説や映画ではいくらかなじみがあるが、テレビドラマははじめて見るかも。
楽しみだな。

さて、フランスといえば表題のアニメーション映画。

LE SOMMET DES DIEUX.jpg

山岳写真家の深町誠(堀内)は、取材先のネパールで行方不明になっている孤高の登山家、羽生丈二(大塚)を見かける。彼が持っていた古いカメラは、1924年にエベレストの山頂近くで消息を絶ったイギリスの登山家ジョージ・マロリーのものという可能性があった。帰国後、羽生について調べはじめた深町は……

いつもならパスするアニメーションだが、予告で観た雪山の白がきれいだったので観てみることに。

ちなみに私が苦手なのはアニメというより、吹き替えられた女の子の声。
本物の女の子ではなく大人の声優さんがつくる甲高い声がどうしてもダメだ。
本作はフランス映画だが、日本では日本語吹き替え版のみの上映。
でも、女の子が出てこないので問題なく楽しむことができた。

原作は夢枕獏の同名小説と谷口ジローの漫画化作品。
当然、登場人物の大半は日本人なので日本語の吹き替えに違和感はまったくない。
でも、逆にそれが惜しかったかも。
日本人のおっさんが新橋の居酒屋でフランス語をしゃべる光景、見てみたかったな。

雪山の美しさは期待通りだったし、フランス人が描く日本人の暮らしぶりにも興味深いものがあったし、94分があっという間のおもしろさだった。
でも、ストーリー的にいまいちという感じもあったりなかったり……
ドラマもある。
ミステリもある。
サスペンスもある。
でも、なぜか奥行が感じられない。
アニメだから?
私自身がほとんどまったくといっていいほど登山をしないから?

とりあえず、阿部寛と岡田准一でエヴェレスト・ロケを敢行したという実写版(『エヴェレスト 神々の山嶺』平山秀幸監督 2016年)を観てみようかな。

雪山といえば、いつだったか東京會舘で食べたマロンシャンテリー
IMG_E2100.JPG
モンブラン(白い山)という名前じゃないが、私は勝手にモンブランの女王と呼んでいます

この記事へのコメント