カモン カモン【映画】

C'MON C'MON
2021年 アメリカ
マイク・ミルズ監督
ホアキン・フェニックス、ウディ・ノーマン、ギャビー・ホフマン、モリー・ウェブスター、ジャブーキー・ヤング=ホワイト、スクート・マクネイリーほか

先日、銀座のヤマハでギターの楽譜を衝動買いした。
その名も『沖仁 フラメンコ・スタイル・ソロ・ギター』(リットーミュージック)。
以来、付録のDVDで模範演奏を見ながら、なんちゃってフラメンコギターにチャレンジしている。

もっとも、私の楽器はゴルペ板のないヤワなクラシックギターなので、ラスゲアード(かき鳴らす)もゴルペ(叩く)も、思いっきり遠慮がちになり、その時点ですでにフラメンコギターっぽさはほぼほぼ消滅しているorz

ただ、気のせいか、以前に比べて鳴りがよくなったような……
叩かれて目を覚ましたのだろうか?

さて、叩かれて目を覚ますといえば、表題の映画。

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ニューヨークを拠点に活動しているジャーナリストのジョニー(フェニックス)は、ある日、ロサンジェルスに住む妹のヴィヴ(ホフマン)から、どうしても家を空けなければならないので、数日、9歳の息子ジェシー(ノーマン)の面倒をみてほしいと頼まれるが……

観ているうちに、ミルズ監督の前作『20センチュリー・ウーマン』(2016年)がいまいち好きになれなかったことを思いだした。
できれば、観るまえに思いだしたかった。

どちらの作品も、成長には他者とのコミュニケーション(ぶつかり合い)が必要です、という話。
他者とのコミュニケーションは必要最小限にとどめて心穏やかに過ごしたいへたれな私にとっては、耳が痛い話だ。
とくにラストのカモン連発は、なんだか自己啓発セミナーみたいで思わず逃げ出したくなった。

ジョニーとジェシーのやりとりも自然だし、モノクロの映像や音響もすてきだし、見どころは少なくないのだが、どうにも接点が見いだせず、身の置き場に困った。

置き場といえば、沖仁さんによると、スペインではギターをこのように置くのが一般的なのだとか
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椅子の形にもよるのだろうが、はっきりいってこれは邪魔臭い……

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