ピーターラビット 【映画】

PETER RABBIT
2018年 オーストラリア/アメリカ/イギリス
ウィル・グラック(監督)
ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、サム・ニール、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキ、ジェームズ・コーデンほか

連日熱戦がつづくFIFAワールドカップ・ロシア大会。
一昨日、クロアチア×デンマークがおこなわれたニジニ・ノブゴロドのVIP席では、ダヴォル・シューケルもそわそわと落ち着かない様子でPK戦を見守っていた。

シューケルといえば、EURO96のデンマーク戦で伝説のループシュートを決めてチームを勝利に導いた私の永遠のアイドルだが、いまはクロアチア・サッカー協会で会長を務めている。

なんでも、一昨日、デンマークのゴールを守っていたカスパー・シュマイケルは、22年前、シューケルにループシュートを決められたピーター・シュマイケルの息子なんだとか。

弟でも甥でもなく息子……

なんだかちょっと遠い目になってしまいます。

さて、親子といえば、表題の映画。

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イングランドの湖水地方、青いジャケットを着たいたずら好きなピーター・ラビット(声:コーデン)と心優しいアーティストのビア(バーン)が暮らす村に、大都会ロンドンからトーマス・マグレガー(グリーソン)が引っ越してくる。ビアに接近するトーマスに敵意をいだいたピーターは……

ピーターの好敵手トーマスを演じたドーナル・グリーソンは、『パディントン2』で刑務所の料理人を演じたブレンダン・グリーソンの息子。
いずれも子供向けの本の動物キャラの実写映画ということでつい較べたくなるが、私としてはお父さんの出演作に1票、というところだろうか。

というのも、『ピーターラビットのおはなし』(ビアトリクス・ポター作、石井桃子訳、福音館書店)の愛読者として、頭のなかが違和感でいっぱいになってしまったのだ。

まあ、パディントンは原作を読んだことがなかったのでフェアな比較はできないが、なんにしろ、ちょっとやりすぎな気がしたし、仮にもピーター・ラビットを名乗るなら、ストーリーはともかく、映像(とくに色彩)にはもうすこし絵本の雰囲気を活かしてもらいたかった。

とはいえ、塩味のきいたブラック・ジョークや切れ味のいいアクションなど、パディントンには真似のできない魅力が感じられたのもまた事実。(あれをクマがやると、たぶん、相当やばいことになる)

矛盾するようだが、つまるところ「どうせやるならもっと徹底的に」ということかのかもしれない。

というわけで、ごく最近になって読んだ『くまのパディントン』(マイケル・ボンド作、ペギー・フォートナム画、松岡享子訳、福音館書店)と、いそいそ出かけたパディントン展で入手したトートバッグ。
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映画と違ったのは、ジュディとジョサナンが「姉と弟」ではなく「妹と兄」だったことくらいでしょうか。

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